2012
明けましておめでとうございます。
今年も年明けから思い切り笑いまくって、健康運と金銭運と恋愛運とその他諸々の幸運をがっぽり呼び込みましょう! 本年もなにとぞよろしくお願いいたします。
今年、なか仙寄席は五周年を迎えます(パチパチパチ!)。これまで無事に続けることができたのも、ひとえに皆さまのお陰と厚く御礼申し上げます。本日は五周年を記念して、オリジナルグッズのプレゼントやお楽しみ抽選会を予定しておりますので、どうぞお楽しみに!
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私がなか仙寄席に通い始めたのは第二回からで、店がまだ地下にあった頃です。枝光さんの十八番「ちりとてちん」を初めて聞き、上方落語の迫力と強烈なギャグに笑い転げました。それが私の落語地獄いやいや落語人生の始まりです。
あれから本当にたくさんの落語をなか仙で聞きました。「犬の眼」や「動物園」「相撲場風景」といった軽妙な作品から「天神山」「寝床」「井戸の茶碗」などの大根多、上方ならではの「立ち切れ線香」「骨つり」「高津の富」も大好きになりました。63人もの客を集めた「地獄八景亡者の戯れ」や、街宣車の大音響にも負けず枝光さんと客が一体となってやり遂げた伝説の高座も生まれました。
そして、一人の噺家が同じ根多を何度も高座にかけて熟成させていく過程を間近に見られたことも、私の落語観を大きく変えました。荒削りながらも勢いのある根多おろしは、回を重ねるごとに要所要所がピタリとはまりだし、人物や情景に奥行きが出て、聞けば聞くほど物語の世界が広がります。
たくさんの根多を聞けること、ひとつの根多を何度も聞けること、それを同時に味わえるのがなか仙寄席の魅力なんですね。枝光さんが今後どんな根多に挑戦するのか、それをどう発展させていくのかを追いかけて、今年もせっせと通うことになりそうです。
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さて、本日の演目は「らくだ」と「蛸芝居」。どちらも派手で賑やかで大がかりな根多です。
「蛸芝居」は、旦那から丁稚小僧まで全員が芝居好きという商家で起きる大騒動。セリフも仕草もあきれるほど芝居がかっていて、「どこまで好きなんや!」と突っ込みたくなるほどのアホらしさ。最後には本当に歌舞伎を見ているかのようなスペクタクルが展開します。
「らくだ」は、ちょうど一年前、1月29日のなか仙寄席が初演でした。その後さまざまな高座で練り上げられ、満を持しての凱旋口演となります。らくだの兄貴分や紙屑屋には災いを笑いに変えるたくましさを感じるので、スタートダッシュをかけるにふさわしい演目かもしれません。パワフルな二人にあやかり、豪快に笑って新しい一年を始めましょう!
(舟見恭子/落語ライター兼「なか仙寄席」お手伝い)






